無目的英語学習者の日記

進学にも就職にも昇進にも関係なく、心のおもむくままに英語を学んでいます。

一緒に苦しんでくれる人がほしくてCould you share the pain with me?

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推し先生と読んだ記事。

内発的動機付け、外発的動機付けといわれるやつです。

 

www.verywellmind.com

 

Intrinsic Motivationが内発的動機付けで、

Extrinsic Motivationが外発的動機付け。

 

上記の本文の中で面白いなと思ったところを引用します。

 

Studies have demonstrated that offering excessive external rewards for an already internally rewarding behavior can reduce intrinsic motivation—a phenomenon known as the overjustification effect.

For example, in a 2008 study, children who were rewarded for playing with a toy they had already expressed interest in playing with became less interested in the item after being externally rewarded.

This is not to suggest that extrinsic motivation is a bad thing—it can be beneficial in some situations. For example, extrinsic motivation can be particularly helpful when a person needs to complete a task that they find unpleasant.

 

<拙訳>

すでに内的に報酬を得ている行動に対して過剰な外的報酬を与えることは、内発的動機を低下させることが研究で証明されており、これは「過正当化効果」と呼ばれる現象です。

例えば、2008年に行われた研究では、すでに興味を示していたおもちゃで遊んでいた子どもは、ご褒美をもらうと、そのおもちゃに対する興味が薄れてしまったことが示されました。

しかし、外発的動機づけが悪いというわけではなく、状況によっては有益な場合もあります。これは、外発的動機づけが悪いということではなく、ある状況においては有益であるということです。例えば、外発的動機づけは、不快と感じる課題を完了しなければならないときに特に有用となりえます。

 

 

これはなんとなくわかる。

秘すれば花というか、自分だけの隠れた喜びだからうれしいのに、外側から堂々とそれが褒められてしまうとなんか照れちゃうんだよね。

 

さて、動機付けに関する私の問いは、

「何で私は英語学習にはモチベーションがあるのに、TOEICの勉強はしたくないのだろう」ということである。

 

推し先生に話してみた。

 

先生「You said you study English to address your loneliness. Taking TOEIC is not your original goal of learning English.(アンタ淋しいから英語を勉強してるんでしょ。TOEICは目的じゃないでしょ)」

私「でもTOEICで高い点数を取れば教えることにプラスになるかもしれないし…。TOEICを勉強したい生徒に教えられるようになるかもしれないし…」

先生「I could hardly think of something that will motivate you except that you'll be more confident in yourself.(自信を持つこと以上にモチベーションになることなんてあるかい)

 

言ってることは事実で厳しくて優しくてありがたいが、ソウジャナイ感が強い。

 

「違うんだそうじゃない…そうだけどソウジャナイ…」とあれこれ言っているうちに私が気づいたのは、

「一緒に苦しんでくれる人が居たら、さすがの私も頑張れる」

という悪魔な結論である。

Could you share the pain with me?

という、私なら絶対にYESと言いたくない質問文をひねりだした。

こんな生徒に巻き込まれて先生かわいそう。

 

ところで、一緒に苦しんでくれる人の存在は、

Intrinsic Motivationを満たしてくれるのか、

それともExtrinsic Motivationに刺激するものなのかしら。

 

一緒に苦しんでくれてるっ!という気持ちは、

「ああああ大変そう。クスッ」という私の内なるSッ気を満足させてくれるような気がするし、

誰かが嫌なことに取り組んでいるという事実は「私一人じゃない!」という気持ちに訴えかけてきて外側から私のモチベーションを支えてくれる気がする。


どちらにしても、大変性格が悪い。

 

推し先生は性格がいいので、「一緒に苦しもうよ!」という私の誘いに、

じゃあ自分も将来受けるかもしれない(=目下の差し迫った理由もない)テストの勉強をするか…ということになり、

謎のstudy groupが結成されたのであった。ありがとうございます…!

先生性格よすぎ!大丈夫?笑

 

こんなに協力的な先生の存在に感謝以外の何ができるか。

普通、できない。

「で、私がハイスコアをたたき出した暁にはrewardをいただけるんでしょうか」

なんて聞くのは罰当たりである。

鬼の所業である。

それに「じゃあ何がほしいか?」と聞かれたところで思いつくものはない。

 

ちなみに推し先生に同じ聞いてみたら、

 

「I'm already happy you are there.」

 

これは何ですかね。rewardの前渡し?

ちょっとTOEICの問題集買ってきます…。

 

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