無目的英語学習者の日記

進学にも就職にも昇進にも関係なく、心のおもむくままに英語を学んでいます。

TOEICが私のADHDっぽさを突きつけてきてツラい

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5月末にTOEICを受けてきた。

TOEICを受けるのは3回目で、2年前に英語学習を再開してからは2回目になる。

 

メインブログでもTOEICのことは書いているので、よろしければどうぞ。

 

www.tsumako.com

 

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今回の受験で実感したのは、

私の性質的にTOEICって向いてない

ということでした。

その理由を考えてみます。

 

自分のADHDっぽさが刺激される

いい大人なのに落ち着いていられない性格なので、

そわそわしちゃう。揺れたりしちゃう。

なんなら受験会場に集ったTOEIC戦士たちに話しかけて空気を和ませたいのに、

さすがにそんなことできやしない。

(しかしたぶん私はここでできないことをことさらに「できないんだな」と感じているだけで、ホントに話しかけたいと思ってるわけじゃないと思う。)

 

だって話しかけるとしても「英語勉強してるんですか?」くらいだろうか。

「ハ?」としか答えられないような質問しか繰り出せないしな。

 

「あー」とか「うー」とか声を出せないし、出せないと思うと「出せないんだな」ってことに集中しちゃう。集中すべきは試験内容であるというのに。

 

英語圏っぽくない名前に刺激される

私はa person with a wild imaginationなので、

試験の文章にたとえば「Mari Tanaka」という名前が出てきたら、

田中マリさん…親の仕事で小さいころに渡米したのかな?

それとも純ジャパで英語を勉強したくちかしら」

とか思っちゃう。余計なお世話だしそもそもテストに関係ない。

日本系の名前じゃなくても、

「移民かな?どこ出身だろ。今のポジションにつくまでにどんなstruggleが?」

とか思っちゃう。繰り返すけど、余計なお世話だしそもそもテストに関係ない。

わかってるのにイマジネーションはとめられない。

 

英語というよりは根拠をとる作業が苦手

読解はパズルっぽいところがあって、

「ここにこう書いてあるってことは、答えはこれ」。

というような解き方を要求されることが多々あります。

もちろん英語を読み解く要素も、その答えを導くためには必要なんだけど、

「根拠をとりに行く作業」が全面に出てるのは苦手です。

推測の作業。guessworkに次ぐguesswork。

 

一番疲れてるときに一番大変な作業を課される

TOEICはパート7まであって、7は長文読解なんです。

相当な長さの読解をした後に、上記のguessworkめいたものをこなして答えを導く。

一番苦手だし一番疲れる作業をそこに置く?性格悪いな!

ぽんぽん解ける、比較的短い文法・語彙系の問題もあり、

それはリーディングの最初のほうに配置されています。

先に読解をやっちゃって、簡単に解けるほうは後からやるというテクニックもあるんだろうけど、「マークミスを誘発しそう」という理由で、このテクニックの発動は避けてます。だって私だからな。。。

全部マークしていったのにひとつ解答欄が足りなかった、とか恐怖じゃないです?

 

TOEICに出てくる内容に興味がない

リーディングでどんな文章を読まされるかというと、

広告、注文、募集、契約、案内とかそんな感じです。

会社で使う事務用品の発注とか、私の人生に縁遠いな…。

わかりますよ。これらの内容が人間生活に必要だし、

多くの人にかかわる最大公約数的な内容であるということは。

 

じゃあどんなのなら興味あるのよ?と聞いてもらえるなら、

色恋沙汰のスクリプトとか、Thank youレターとかを読みたい。

なるべく下世話なやつをニヤニヤしながら読みたい。

しかしそこまでじゃなくても、ラジオ英会話のスキットに出てくるようなやつなら、普通に楽しく読めると思う。

TOEICもビジネス版とエンタメ版があればいいのに。後者を受けるのに。

 

自分の精神面の弱さを突きつけられる

後半、残り60問くらいがきついです。

英語というよりも自分に向き合っている。疲れと恐怖。

「もう時間はこれだけしかないのに、こんなに問題は残っている」

「しかし自分の精神力、英語力はどうか」

「私にできるわけないじゃん」

とか思っちゃう。こんな態度を空手で見せたらその時点で負けである。

対策をしてこなかったのは自分の甘さなわけだしな。

 

以上です

自分のダメっぽさをメタメタに刺激してくるTOEICだけど、

こういう気持ちをもらうこともたまには大事なのかもしれない。

大人になると誰もしかってくれないし。

 

いいことと言えば推し先生が、テストの前に、

「Save your time wisely. Don't spend too long on items you're not sure」

というアドバイスをくれたこと。

正直なところ、私が受けてきたテストの数は先生が受けてきたそれよりも、

ずっと多いと思うんだけど。

でも、心配されて励ましてもらって、

もうすでに知ってるアドバイスを繰り返してもらうのはなかなかいいものである。

 

駄目な自分を突きつけられた日ではあったけど、

今はまだ、

「いろいろ課題はあるけど受けてこられたじゃん、よかったね」

「もっとがんばれ。アナタ改善点ありすぎ」という気持ちの余韻に浸っていたいのでした。

結局、英語が好きなんだよな。

 

 

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