言わずもがなのことだけど、
4月になったら春で桜、8月は夏でスイカ、11月は秋で紅葉、1月は冬で雪…という、
なんとも色鮮やかでくっきりとした四季のイメージは日本特有のもので、
世界共通のものではない。
推し先生の暮らす南国フィリピンは常夏の島である。
私には馴染みのない言葉でしたが、このあたりの領域のことは「ITCZ」と言われるらしい。
ねったいしゅうそくたい【熱帯収束帯 intertropical convergence zone】
北半球の北東貿易風と南半球の南東貿易風が合流する領域のこと。 略称ITCZ。 赤道収束帯,赤道前線,熱帯前線,モンスーン・トラフなどの別名がある。
というわけで、
熱帯収束帯 intertropical convergence zoneに住む推し先生が経験する一年のなかに冬はない。
春も秋もない。
じゃあ何があるのということで改めて聞いてみたらこうなっているらしい。
・3月~6月 summer
・7月~8月 rainy season
・9月~12月 typhoon season
・1月~2月 mixed-up season
なんだそうだ。
推し先生のみの体感というよりは、フィリピン人ならみんなこの感覚を持ってるといっていたがどうなんだろう。
ちなみに私が交換留学生としてフィリピンに暮らしていた10ヶ月はすこぶる体調がよかった。
春に花粉症を発症しないのが何より素晴らしい。
ただし10ヶ月で10キロ太り、帰国する際には「妊娠したから帰国するのでは」といううわさがたったほどなので(自腹である!)、
私が長く暮らすべき土地ではないのかもしれない。