無目的英語学習者の日記

進学にも就職にも昇進にも関係なく、心のおもむくままに英語を学んでいます。

自分の主張を「常識」だといって人に振りかざす前に

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推し先生と読んだ記事の紹介です。

 

単語も難しくなく、文章も平易だし、

内容も簡潔でよかった。

 

thesystemsthinker.com

 

Common sense is not so commonというタイトルは、

「常識ってやつはそんなに一般的なもんでもない」

というくらいでしょうかね。

 

14歳の男の子が、部屋の中でサッカーを始めたので、

部屋の中でやるとモノにぶつかって壊れちゃうから外でやってね、と言ったら、

その子が(真面目な子だ)、

 

「Would someone with common sense have known not to throw there?」

「常識のある人だったら最初からわかってた?」

 

って聞いたんだそうです。

こういうan unusualな質問を受けた経験から、この文章は始まる。

自分の経験談から始まる、いい書き出しですね。好き!

 

筆者の主張はここに詰まってました。

 

But common sense may not be as common as we think.
It varies from person to person, because none of us has identical knowledge and experiences.
A group must apply a lot of concerted, intentional, and integrated effort to develop a shared pool of judgment.
If a team or its leaders respond to a problem by saying, “That’s just common sense…,” they likely will never adequately identify and address its causes.

 

<拙訳>

常識っていうのは、我々が思っているほど、一般的なものでもなさそうです。

人によって違います。なぜなら同じ知識や経験を持つ人などいないからです。

ひとつの集団が、共有の判断のよりどころを得るためには、協調して、計画して、一貫した努力をたくさん費やさないとならないはずです。

集団やそのリーダーが「それは常識なので…」などと言い出したら、問題の出所を突き止めて解決するには至らないでしょう。

 

 

 

よかった。

未成年の頃「常識でしょ?自分の頭で考えなさい」みたいなことを言われた経験が一度ならずあるので、こういう文章を読むとホッとする。

 

自分の主張を貫きたいがために「常識」を振りかざすのはすごくイヤ。

自分の主張を説明する義務に背を向けないようにしよう、と思いました。

 

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