無目的英語学習者の日記

進学にも就職にも昇進にも関係なく、心のおもむくままに英語を学んでいます。

ローストポテトとベイクトポテトの違いなんてわかるか

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正月に、友人のうちにお邪魔し、手料理をご馳走になるというイベントがありました。

 

イギリス人と結婚した彼女は、

「彼は芋を主食として食べたがる」

「出してたつもりだけど、もっと食卓に芋を…と言われる」、

と言ってました。

 

そして、「ロースト(ローステッド)ポテトとベイクトポテト」の違い知ってる?って。

 

知らんがな

 

というわけで「知らんがな」とキレたタイトルが今日の記事です。

 

ローステッド→roasted→焼かれた

(ローステッドと書くほうが合っているんでしょうがこの記事中では「ロースト」にしておきます)

ベイクト→baked→焼かれた

 

どっちも焼かれた芋だ!!!

 

旦那さんいわく、調理法が違うんですって。

完全にget perplexedした私のために有用な、こんなサイトを見つけました。

 

focaldifferences.com

 

6つの違い。

 

Temperature(調理温度)
Preparation(準備)
Preferred types(芋の種類)
Appearance(見ため)
interior(中身)
Poking holes(芋に穴を空けるか)
Foil covering(アルミホイルを巻くか)

 

なのだそうです。

 

ざっくり読むと、

ローストポテトは切って焼いてあるやつ。

ベイクトポテトは「じゃがバター」を食べるときのジャガイモに似てるやつみたい。

 

These two terms are regularly used interchangeably in recipes and they can be rather confusing especially for those of us who are just getting started with cooking. 

 

ここで使われているinterchangeablyは、

「in a way that can be exchanged without making any difference or without being noticed」ということで、(ローストポテトとベイクトポテト)は交換可能、どっちでよいものとしてレシピに出てくる、とも読める。

 

もう少し勘ぐると、interchangeablyには、「違いがハッキリ理解されていない」「混同されている」というちょっとネガティブな要素も含まれるのかもしれない。

後ろに「they can be rather confusing」というのがあるのを見るとさらにそう思います。

 

つまり、

ローストポテトとベイクトポテトは、特に料理を始めたばかりのビギナーさんにとっては同じように見えるので、違いがわかりづらく混乱しやすいよね!…みたいな感じの意味なんでしょう。

 

説明は続きます。

 

Roasting potatoes involves the slicing of potatoes into smaller pieces and then using an oven or grill for the roasting. Roasted potatoes have a crispy skin when done and are a bit fluffy on the inside. They are the most common kind prepared domestically as their recipes are straightforward.

 

ローストポテトは切って、オーブンかグリルでローストする。

ローストポテトは表面がカリカリ。中身はほくほく(fluffyはふわふわのイメージだけど、ほくほくもfluffyで表現できるんだ!)。

domesticallyだからここではイギリス、イギリス国内では「recipes are straightforward」のときには、これを指すんでしょうね。

 

レシピがstraighthforwardというのは「ひねりのない普通の、シンプルなレシピ」みたいな感じなのだと理解。

 

この反対語はcomplictedですね。

こういうサイトもありました。

Straightforward vs. Complicated People -The School of Life Articles

 

Baking potatoes involves steps similar to roasting potatoes but with a few tweaks.

 

with a few tweaksは、「ひねり」とか「工夫」なので、

ベイクトポテトも似たような工程だけど、ちょっと手を加えるところがある、くらいの感じでしょう。

 

During the cooking process, baked potatoes are poked with a knife or fork to provide an escape for built-up steam while roasted potatoes are never pricked. If baked potatoes are not pricked, the internal pressure would result in the cracking of the skins.

 

poke with a knifeは、ナイフで穴をあける。

pokeで私が思い出すのは、「poke around 人」で、~の周りをつつきまわす、かぎまわるみたいな感じ。

prickは突き刺す。

一寸法師の物語を英語で読んだとき、一寸法師が鬼に飲まれて、持っていた針で内側からツンツンした場面。この針でツンツンがprickでした(痛そう!!!)。

 

ベイクトポテトはprickします。なぜならそうしないと内側の蒸気がbuilt-upしちゃって逃げ場がなくなり、skinがcrack…皮が裂けてしまうから、ということですね。

 

うん、ローストポテトとベイクトポテトの違い、少しはわかりました。

 

ところでローストポテトもベイクトポテトも、

調理法というか、「いかに熱を与えるか」での名称なのに、

マッシュポテトがmushed potatoでマッシュ=つぶすなのは面白いですね。

ローストやベイクトと揃えるなら、ボイルドポテトでもよさそうなものだけど。

なんかボイルドポテトだと美味しくなさそうな気もします。

 

あと、切る必要もなく穴をあける必要もなく、

普通に炊くだけで主食になる米ってすごいなと思う。

 

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