英語は勉強したくないけどTOEICは勉強したくないです。
だって試験時間は2時間と長いし難しいし、
大枚払って(8,000円くらい)テストを受けても、
どこ間違えたか細かくフィードバックしてもらえないし、
ビジネス英語は興味ないし。
ぶーぶー言いたくなることばっかりですが、
他の英語の試験(アイエルツとか)に比べたら安いし、
必ず点数は返ってくるし(合格/不合格ではなくて)、
そこそこいろんな場所で受けられる。
ビジネスは興味ないとは言ったって一応はいい年齢の大人なんで、
ビジネスの輪郭らしきもの、そこで何が起こってるかくらいはわかる。
TOEICは日本においては大きな市場なので、
私のような、英語に関して何のアドバンテージもないところで育った純ジャパでさえ、
TOEICを頑張っていれば、
きっとおそらくは願わくば、
英語教師としての価値も多少つくであろうというやましい心も持ちつつ、
英語学習者としてのレベルアップを図るにはちょうどいいんじゃないのと思っています。
それでも、「やった方がいいのはわかってるよ、でもやりたくないよ」と、
愚図っていたら、聖人の推し先生が一緒に苦しんでくれると言うではないか。
(言わせたんだけど。)
じゃあ、ならやってみますかと手を取ったのがこれ。
TOEICのパート5、6というのは主に穴埋めで、
文法その他の周辺知識を問うものが多いです。
正直ここはそんなにもう頑張らなくてもいいかな思っていたのですが、
(そういえばこのセクションで以前何点取ったんだろう。結果の紙どこに行ったんだ…)
やってみたら、2問に1問間違えている。
普通にしっかり勉強しなきゃいけない分野だった。
TOEICはビジネス分野とはいえ、文法事項というのはやって入れば必ず役に立つし、
普通の日常会話においても大事な知識なのであるから、
やっぱり普通に勉強しなきゃいけない部分、ということで間違いなさそう。
TOEICであることで、今まで見逃していた文法事項を拾えるのはむしろとてもありがたいことだと思うので、
TOEICがあることに感謝して毎日少しずつ勉強して、
そのうちTOEICの勉強が好きになるといいな。
いつかは大好きになりたいな。
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