無目的英語学習者の日記

進学にも就職にも昇進にも関係なく、心のおもむくままに英語を学んでいます。

細かすぎて伝わらないシンデレラの見所

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アマプラ映画のシンデレラが好きである。

 

大して評価の高くない(失礼します)映画をあれこれ書くのは自分の批評眼のなさを世界に向かって発信しているようでイヤなのだが、好きなのだから仕方ない。

 

シンデレラ

 

33:19

変装した王子が道端で人とぶつかってニヤつく場面。

なかなかいいニヤっぷりなのでぜひ一時停止して見てほしい。

 

これはどういうことかというと、彼は王子なので、そもそも人と道端で肩がぶつかるなんて経験をしたことがないのだろう。

このような粗相があった場合は相手が、土下座レベルで謝ることになるだろうはずだが、

謝りもせず一顧だにもせず向こうがさっさと行ってしまったので、王子の彼は心中で

「ヤベエオレの変装イケてる」

くらい思ってるはずである。

 

変装の王族が楽しそうなのは、ほのぼのします。見ていてうれしいですね。

ローマの休日ならぬ、王子の休日。

 

46:20

Baby you saved me!とファビュラス・ゴッドマザーに言われて

「なーに言ってんだ」とばかりに否定するシンデレラ。

 

カミラカベロの表情が豊かでかわいい。

それにしても幼虫がさなぎになって蝶になって、ファビュラス・ゴッドマザーになるってすごいな。

 

ちなみにシンデレラは、王子とよりもファブGと踊ってるときが楽しそうである。

 

1:39:13

もう一人の主人公はグウェン王女である。

登場場面こそ少ないものの、大きな瞳と知的で魅力的な表情で魅了してくる。

この場面は、突然父王から「アンタを皇位継承者第一位に据えまーす」と言われて、

事態を飲み込もうとしてる場面である。

I shall be king?

と口走って王妃に「あー。queenね。」と修正されている。

I'll take itというときの満面の笑みも見所である。

 

そして「So many ideas! Like I don't know where to begin!」と部屋を走り出ていく姿もキュートである。美しいブリティッシュアクセントを真似したくなる一行である。

 

王子はグウェン王女のことを舞踏会で「People’s princess」と表現しているのだが、

彼女の微笑みはその名にふさわしい。

1:40:36の、シンデレラの母親のブローチをシンデレラに返すときのグウェン王女の慈愛に満ち溢れた笑顔を見てほしい。

その笑顔のために国民は奔走したくなる、そういうqueenに彼女はなるのだと確信させる笑顔なのである。

1:41:20でlet's get loudを歌う彼女のいたずらっぽい顔も最高に眼福だから見てほしい。

 

 

ちなみに音声は普通の英語ではなく、

audio descriptionというのを選んでいる。

 

これは目の不自由な方が映画を楽しむために作られていると思われて、

例えば「女性たちは円を描いて踊る」みたいな情報が盛り込まれていて、

私のような学習者には大いに勉強になる。

「針で刺すはprickというのか。ギターをかき鳴らすはstrumか」と、

ボキャブラリーの増強に一役買ってくれる。

 

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