無目的英語学習者の日記

進学にも就職にも昇進にも関係なく、心のおもむくままに英語を学んでいます。

誰かと合わせて休みを取ることを英語でなんと言うか

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新卒後にデパートに勤めていた友人がいて、

「友達と休みが全然合わない。つまらない」と嘆いていたのを思い出す。

 

私は筋金入りの一人遊び実践者ではあるが、

それでもたまにやはり、「誰かと会って何かをしたい」という欲望はさしこみのようにやってくる。

 

お互いにフレキシブルなら良いけれど、

休みがなかなか取れない場合はしんどい。

 

休むべきときに休むのって大事だよね、と言ってるのが、

ネイティブキャンプのこの記事。

タイトルは、

Working During ‘Off’ Time Is Bad for Motivation:オフタイムの仕事はモチベーションを下げる

 

nativecamp.net

 

このなかに、

The results suggest that people value “collective time off,” which means having free time at the same time as friends and family.
<NC訳>
この結果から、人々は友人や家族と同じ時間に自由な時間を持つという「まとまった休み」を重視していることがわかりました。

 

という部分があります。
「まとまった休み」が示す日本語は、一人がとる少なくとも2~3日続けての休日でしょう。
しかし、
“collective time off”は、「〔全員で〕共有する、共同で作るtime off」の意味にとれるので、
「まとまった休み」というよりは、文脈的に、「(家族と)同じ日に休めること」ではないか?と思ったのです。
 
ただネット上の記事を見てみると、ここはおそらく「まとまった休み」のほうが正しいんだろうな?と思われる例が散見されました。
 
これは「Mental Health Benefits: Four Ways to Support Employee Wellbeing」というタイトルの記事から。
従業員のメンタルの健康を考えよう!みたいな。人事部の人向けの記事でしょうか。
 
Offer more paid time off—or even better, fight burnout with collective time off. Most businesses offer paid time off as part of their standard benefits package. To further minimize stress, many employers are offering extra paid time off to help address mental health issues or as a reward for job performance. Some businesses are even taking this idea a step further by mandating collective time off for the entire workforce.
<拙訳>
有給休暇を増やすか、より望ましくはまとまった休暇でバーンアウトを防ぎましょう。ほとんどの企業は、標準的な福利厚生の一環として有給休暇を提供しています。さらなるストレス軽減策としては、メンタルヘルスの問題に対処するため、あるいは仕事の成果に対する報酬として、特別な有給休暇を提供する雇用主も多く見られます。中には、このアイデアをさらに推し進め、従業員全員に数日間の連続休暇を義務付けている企業もあります。
 

Mental Health Benefits: Four Ways to Support Employee Wellbeing

 
そしたら私が思った「家族と同日に休みをとるのはどうやって言うの?」という問いですが、調べてみるとこれは「simultaneous time off」ということがいえるらしい。
 

余談ですが「simultaneous」という単語と出会ったのは高校生のときで、

そのとき英語を習っていた先生が、同時通訳のことを「simultaneous translation」と言うんだよ、と教えてくれました。

 

 「Back to School! Employers: Are You Ready for School-Related Leave for Parents?」という記事。「もうすぐ学校が始まるけど、学齢期の子どもを持つ親である労働者のことを考えてあげてね!」って感じかな。

 

What if both parents work for the same employer?

In this case, the parent who requests the leave first may take the time off. The second parent may take simultaneous time off for the school activity only with the consent of the employer.

<拙訳>

両親が同じ会社に勤めている場合はどうすればよいですか?

この場合、先に休暇を申請した親が休暇を取ることができます。もう片方の親は、雇用主の同意がある場合に限り、学校行事のために同時に休暇を取ることができます。

Back to School! Employers: Are You Ready for School-Related Leave for Parents? - Ogletree Deakins

 

 

というわけで、

collective time off→まとまった休み

simultaneous time off→(誰かと)同時の休み

 

ということができるみたいです。

 

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