傾向として、自分がすでに習慣として確立していることの価値を人は高く見積もりすぎで、
逆に、やれてないことの価値を低く見積もってるんだと思う。
私にとって「毎日体重計に乗る」というのは前者で、
「毎日体重計に乗っているから、少なくとも私はhealth-conscious」だと思い込んでいるのかもしれない。
しばらく体重計に毎日乗るのをやめてみようと思う。推し先生に「obsessedになってない?🤔」と言われた。「体重がある程度安定してるのは、計測がdeterrentになっているからだと思うんだけどな🙄」と反論したけど。違うアイディアを取り入れるのも悪くないかも。そして推し先生アンタは測った方がいい
— 梅つま子@月経カップとシンプルライフとオンライン英会話 (@umetsumako) March 17, 2022
毎日体重に乗っているのは、ただそれだけのことで、
だからといって運動をたくさんするわけじゃない。
体重計に乗っていることを言い訳、免罪符のようにして、
実質あんまり健康的なことはしてなかったな。反省である。
試しに、体重計に乗るの数日に一回にしてみようと思う。
体重計に乗らない期間、数字がどうなっているかわからない怖さで、
意外とこのほうが体重コントロールにつながったりして?
この例に限らず、
「一見ポジティブなことの落とし穴」に、我々ははまりがちだということを教えてくれる記事はこちら。
We've all heard a so-called "positive" stereotype: black people are good at basketball; Italians are great cooks; women are natural nurturers. They make me angry, and I always scramble to come up with counterexamples: Latinos with two left feet or Minnesotans who aren't nice.
<拙訳>
ポジティブステレオタイプ、という言葉を聞いたことがあると思う。
黒人はバスケがうまく、イタリア人は料理が得意で、女性は子育てに向いている。
これらを聞くと嫌な気持ちになり、逆の例を出したくて躍起になってしまう。踊りの下手なラテン系、意地悪なミネソタ州民など。
'Strong' Black Woman? 'Smart' Asian Man? The Downside To Positive Stereotypes : Code Switch : NPR
意地悪なミネソタは「?」と思ったけど、Minnesota niceという言葉があるだそうです。
Minnesota nice is a cultural stereotype applied to the behavior of people from Minnesota implying residents are unusually courteous, reserved, mild-mannered and passive-aggressive. The phrase also implies polite friendliness, an aversion to open confrontation, a tendency toward understatement, a disinclination to make a direct fuss or stand out, apparent emotional restraint, and self-deprecation.
<拙訳>
ミネソタ・ナイスとは、ミネソタ州民が非常に礼儀正しく、控えめで、温厚で、受動攻撃的であることを意味する文化的ステレオタイプのことで、ミネソタ州出身者の人々の行動を指して使われます。また、このフレーズは、ミネソタ州民の礼儀正しい親しみやすさ、率直な対立を嫌うこと、控えめな表現をする傾向、直接的に騒ぎ立てたり目立ったりすることを敬遠する傾向、明らかな感情抑制や、自虐的といった意味も含んでいます。
(思いがけずたくさんの未習語に出会えてホクホクしている)
県民性という言葉があるけど、アメリカにも州民性があるのね。
というわけで、あちこち脱線したけど、
「自分の習慣に執着しないで、
オープンマインドにいろいろ試してみようと思った」、という話でした。
しかしこの体重計に乗らない期間に太ったら、
推し先生に、「あなたが余計なこと言うから太ったんですけどッ」という気は満々である。