無目的英語学習者の日記

進学にも就職にも昇進にも関係なく、心のおもむくままに英語を学んでいます。

さよならのかわりに

オンライン英会話では最後の20秒くらいが、

「終わりの挨拶」タイムなのだが、

ここで何をいうかをいつも小さく迷う。

 

「Thank you 先生のお名前, I'll see you soon!」

が私の定番で、

 

もう少し時間が余ると、

「Have a nice day!」

「Enjoy the rest of your day.」

を付け加える感じ。

週末なら「Enjoy your weekend.」も使う。

 

「Enjoy the rest of your day」は少し長いので口が回らないときがあるので、

自然に言えるようになるまでもうちょっと慣らしたい。

 

というのは、

自分が言われて「Bye!」じゃないメッセージの方がなんかうれしいなと感じたので、

Byeじゃない色んな手持ちのカードがあるといいなと思って、

知っている表現を改めて確認してみたところ。

 

「It was nice talking with you.(お話しできて楽しかったです)」も好きなメッセージ。

先に言われることも多いけど、

その場合は「The pleasure is all mine.(私の方こそ楽しかったです)」

これはとっさに出ないこともあるので練習しておきたい。

 

先生のなかに、残りの10秒で、満面の笑みで、

「Do you have any questions?」と聞いてくる先生がいる。

ちなみに彼はいつも律儀にこれをレッスンの最後に聞いてくれる。

 

あまりにもいつも聞いてくれるので、つい、

「Even though I had questions, there is no time left for us to talk about it!」

(質問があったとしても、それを話す時間はないです…!笑)

と言ってしまった。

 

でも「さよなら」よりはいいかも。

 

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発音があやふやになる単語たち

どうにも苦手な発音がある。

調音ができないというよりは、

覚えられなくて(間違えて覚えてしまいそうになっていて)。

 

そんなとき、dictionary.comが参考になる。

 

www.dictionary.com

 

例えばapparentlyは、

上述のdictionary.comで調べると、

phonetic(音声的)な表記では[ uh-pair-uhnt-lee ]になるんだけど、

なぜだか私はappear(現れる)の[ uh-peer ]に引かれて、

カタカナで書けばアパレントリーであるべきところ、

アピアレントリーみたいに発音しそうになっている。

apparentlyはどちらかというとparent(親)の発音[ pair-uhnt, par- ]に似てるので、

こっち(親)を意識した方がいい。

 

次に、金融のfinancialはファイナンシャルかフィナンシャルか。

調べると、[ fi-nan-shuhl, fahy- ]とあるのでどっちでもいいけど、

「どっちだっけ?どっちでもいいんだっけ?」となる。

この悩む時間、自信の揺らぎがなんとも。

自分の発音を決めたほうがよさそう。今ここで決めよう。

ファイにします。私はファイで行きます。気合入るし。ファイ!

 

organizationは、「オーガニゼーション?オーガナイゼーション?」となるが、

[ awr-guh-nuh-zey-shuhn ]なのでどちらでもない「オーガゼーション」が落としどころなのか。

地域によっても違うだろうしおそらく間違えても通じるんだろうなと思ってしまうんだけど。

 

あと、phonetic spellingのawは紛らわしい。

[ awr-guh-nuh-zey-shuhn ]にも語頭に出てくるけど、

wに引っ張られてアウあるいはオウと読みたくなるけど、

これは口をウにすぼめない/ɔː/。

 

立ち止まること、覚えること、わからないことが多すぎて、

発音の森は深く魅惑的なのである。

 

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Wカーブにアリアハンを旅立つ勇者の気持ちを見る

異文化間コミュニケーション論などでは必ず触れる「Wカーブ」の話、

私は好きです。

 

Wカーブ仮説とは、

異文化の環境に入ると、適応の期間とカルチャーショックの期間を交互に繰り返すというもの。

Wカーブ仮説に関するものを、推し先生と読みました。

 

The W-Curve and the First Year of College

 

このプリントを作ったのはUniversity of San DiegoのOffice of Parent Relationsと書いてあります。

大学の新入生あるいはその親向けに書かれたプリントと思われる。

 

It's normal to have the ups and downs of the W-Curve, and knowing about this may help make the transition easier. At the first signs of culture shock, some first-year students may think this means they have made a mistake about going to college or that they have chosen the wrong school. If they see that this is just part of a journey that everyone goes through, they may be better able to take it all in stride

 

<拙訳>

Wカーブ状の浮き沈みがあるのは普通のことで、これを知っておくことで新しい環境への移行がスムーズになるかもしれません。カルチャーショックの最初の兆候として、1年生の中には、これは大学進学は間違いだった、あるいは学校選びに失敗したと思う人もいるかもしれません。しかし、これは誰もが経験するプロセスの一部に過ぎないと思うことができれば、上手く受け入れることができるようになるかもしれません。

 

take it in strideで、楽々とこなす、という意味があるそうです。

 

個人的にぐっと来るのは、Wカーブの二度目の落ち込みの「mental isolation」のところ。

 

Feeling caught between two worlds and not totally belonging in either place. The new college environment is still not as comfortable as home, and home is now not as familiar as it once was. 

 

<拙訳>

2つの世界の合間に立ち、どちらの場所にも完全には属していないように感じる。新しい大学の環境はいまだ自宅ほど快適ではなく、自宅はといえばかつてのような馴染みが感じられない。

 

つらくて心細い気分でもあるんだけど、これを通り過ぎれば新しいものが生まれるワクワク感もあって。

未知の世界はどこまでも未知で心がざわざわするけど、自宅に留まってもいられないことはわかってる。

アリアハンを旅立つ勇者はこんな気分かもしれない。

 

そんな気分で春を迎えたすべての人が、

時間はかかっても、acceptance and integrationの境地にたどり着けますように。

 

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わからない単語が聞こえたら、その場で自分だけのLINEグループに書き込む

散歩や自転車に乗って移動しているときにポッドキャストを聞いているんだけれど、

わからない単語によくぶつかります。

 

私が好きなのはall ears English。

 

www.allearsenglish.com

 

あと大好きなマイアム・ビアリクのbreak downも聞きます。

 

www.bialikbreakdown.com

 

で、わからない単語が出てきたそのとき。

焦らずあわてず、しかし逃さず、

スマホを出して自分だけのLINEグループに送る。

(メモ機能でもいいんだけど、LINEグループがラク

 

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ひらがなカタカナ、タイポ、なんでもありです。笑

 

でとろめんたる

→detrimental、これは初めてじゃない。

detrimental eating habits(有害な食生活)とか、

detrimental effect(有害な影響)など使われる。

 

いなんbでいてど

→be inundated withの形でよく出てくる。

「集中砲火を受ける」みたいな意味合い。

主語のところにwith以下が殺到する、ということだけど、

日本語でパキッとした訳語がはまらないのであたまに定着しないのかも。

enunciate(明瞭に発音する)とちょっと混乱する。

 

あすたうんでぃんぐ

→astounding

ポッドキャストはマイアム・ビアリクのbreak down。

マイアムがUCLAでヨガに出会って、初めて息のしかたを習って、

それがとても目の開かれるような驚きに満ちた経験だった…という話だったので、

そういう意味なんだろうなと思っていたら当たり。

家に帰って自分の単語帳を参照したら、これも以前出会った単語だった。

 

ダイセクト

→文脈的に、切るとかそんな意味だろうと思ったらあたり。

dissectは解剖する、という意味がある単語でした。

どちらかというとディセクト、の発音に近いみたい。

 

 

何度も繰り返しているうちに覚えたいものです。

 

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図書館で借りられる英語の本に助けられている

英語関係の本は入手することもあるけれど、

図書館で借りることも多いです。

 

なにしろ、必修化された科目である英語。

ということは人口に近い数が学習者数になるわけで。

良かれ悪しかれ、日本における学習者数で言えば、今のところ最強の言語。

 

何がいいって、図書館で容易に本が手に入ります。

 

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これだけの本を買ってたらお金も本棚も一瞬で余裕がなくなります。

図書館ってありがたい。

もちろん他の外国語の本もありますが、

蔵書数が違う。

 

借りてきた本のなかで出てきた表現は、

スプレッドシートに入れていきます。

 

eigo.tsumako.com

 

こうして私の英語学習は自治体の図書館に深く支えられているので、

いずれ何らかの形で還元できたらいいなあと思います。

 

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英語と空手の奇妙な共通点

私は空手を習っているのですが、

武道であるところの空手と、語学であるところの英会話に、

奇妙な共通点を見出します。

 

1.日常の、普通の動きとは違う

空手では、「足を前に出す」とか「手を回す」などの、

普通にできる動作がたくさんありますが、

どんなに普通に見える動作も、基本的には普段の、日常生活の普通の動きではないようです。

スピードが違うし身体への神経の使い方、力の入れ方からして違う。

同じように見えても同じように動かしていない。

このことは英語の発音に対する考え方に似ています。

英語も同じで、日本語と似たような音の発音はあって、それで流用しても通じるけど、

やっぱり違うんですね。

たとえば「Time」という発音を日本語のそれを利用して「タイm」みたいに発音すれば伝わるけれど、厳密に言えば[táim]は「タイm」ではない。

母語で持っているものでやろうとしないで、新しく一つ一つの音を置き換えるくらいの気概がないと発音は習得できないと思うのですが、

空手も同じで、どんなに簡単に見える、自然に見える挙動も、

「普通」じゃないんだと思います。

 

私の空手の先生は、立つときに「足をしっかり張って」という言い方をされます。

まさにこれから英語で話そうとするときに私は声をしっかり張り、

声の重心を落とすような感覚を持ちます。

英語で話すときは少しピッチが低いので、低い声が出やすいようにちょっと構える。

これ空手にそっくりです。

 

2.模倣が大事

空手も英語も目標となる、模倣すべきものがあって、

それをまねることが特に最初は大事なようです。

細部まで注目し、

それを自分の身体に落とし込んで再現するために、

解釈して表出する…

英語でも空手でも似たようなことをしています。

 

3.明確な間違いがある

空手の形の演舞で、右で蹴るところを左で蹴ったらそれは間違いであるように、

英語で、RをLで発音するとそれは間違いです。

 

また、許容されやすい間違いとそうでない間違いがあるのも事実。

 

4.自分では修正点に気づきにくい

空手で、特に四股立ちという、股を開いて腰を落とした立ち方のときに注意されますが、

自分ではストンと腰を深く落としたつもりでも「全然浅い」ということがよくあります。

英語もやっぱり自分のミスには気づかないです。

だから録音して聞くのが大事だと言われてるんですね。

 

5.練習すると上手くなる

なんだってそうですけどね。

細々とでも続けて、やめないことが大事なんじゃないかな。

成果がすぐには見えないことも似てるな。

 

5.仲間が大事

空手も英語も基本的には個人でやるものなんだけど、

仲間のモラルサポートって大事です。

励ましてもらえると続けやすい。

自分より相手のミスが気づきやすいから教えてもらえると助かるし。

 

6.どちらも癒し

空手も英語も私にとっては癒しです。

日常とは違う世界の美しさと深さ、厳しさ遠さに、

いつもクラクラさせられています。

圧倒的な強さ、正しさがある完璧な世界に、不完全な自分が寛容にも入れてもらえるありがたさ。

空手も英語も、「世界には学ぶことがまだこんなにある」といつも感じさせてくれます。

 

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恥ずかしかったことを思い出す

推し先生と、毎月の終わりには月末の振り返りをしている。

 

eigo.tsumako.com

 

いくつかのネット記事を参考にして私が考えついた5つの問いは、

1.What are some of your most memorable episodes/moments in this month?

2.What habits have you been working on to develop or get rid of? 

3.What would you have spent more time on? 

4.How would you rate yourself on a scale of 1 to 10, based on your overall performance this month?

5.What would you like to work on next month?

 

というものなんだけど、

問3と4にときめきを感じなくなってしまった。

何にもっと時間を使いたいかとか、

1から10で点数をつけると何点かとか。

 

「それ考えるの?めんどくさー」と思うようになってしまった。

ほんの数十日前の自分が遠い。

 

基本的に私はポジティブなことを考えていたい人なので、

 

What are you most proud of in this month?

(今月のことで、自慢に思ってること)

What made you happiest in this month?

(今月、幸せだったこと)

 

はどう?と推し先生に言ったら、

"They sound redundant of question 1."

(質問1で聞いてることの繰り返しじゃない?)

とのこと。

 

キレキャラのごとく、

「じゃあさあ!アンタが考えてくれよ!アンタがさあ!」

と言おうと思ったけど、感情を翻訳するついでにポライトネスも加えて、

数段丁寧な英語バージョン、

「I think it would be nice if there're questions from you.」

(先生からの質問もあると嬉しいわ~)と言ったら、推し先生から出てきたのがこれ。

 

”Are there occasions where you feel embarrassed about something?”

(恥ずかしかったことは?)

 

だって。

えー。月の終わりに恥を掘り返して終わるのか…。

"Are you sure? Is that what you'd like to talk?"

(ホントにそんなこと話したいの?)と言おうかと思ったけど、

せっかくひねり出してくれたからとりあえず受け入れることにした。

 

あるかな私。

恥ずかしかったこと。と思い出していたら、

「I've just felt embarrassed yesterday.」

そういえば昨日あった。めちゃくちゃ最近あった。

 

While texting back to a teacher at my son's kindergarten,

I accidentally put an "!" where I was supposed to put a ","...

息子の園の先生にLINEの返信をしていて、

読点をつけるべきところで感嘆符を使ってしまったのよ…。

 

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ネット注文ですと440円!って。

なんなの私のこの威勢のよさ。

テレビショッピングの人みたい。

 

これ実物がないとわかりづらいけど、

推し先生には一応伝わったようでよかった。

 

月の終わりに恥ずかしかったことを思い出して終わるのって、

生産的なことなのかどうかわからないけど、

「同じミスを二度としない」というリマインダーにはなるかしら。

 

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